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院長コラム

院長がころころ変わるクリニックの事情

複数院を出しているクリニックにとっての生命線は広告費と同時にクリニック数を維持することですが、実は分院出店をするのは非常に人件費のかかる事なのです。

つまり院を維持する為には一つのクリニックに一人の院長(医師)が必要だと言う事が医療法で決められています。それにかかる医師一人の費用は年間2000~4000千万です。場合によっては院長とは言っても名ばかりのまだ美容外科経験が少ない医師でも保健所届け出上は管理者となり、表向きはこの医師がクリニックの全責任を負います。ところが仮にその医師が経験不足から施術の失敗が多かったり患者からのクレームが多いとしてもクリニックを維持する上で辞めてもらう事は出来ません。ですから技術や経験に問題があっても院長として継続勤務する事となります。あまりにも技術がひどい場合には他の院長やオーナーサイドの医師が総院長(正式な名称としては不可)と称して未熟医師の代わりに手術をしたり、修正の手術をすることとなります。

美容外科を始める医師と言うのはそもそもなにがしかの経済的な問題を抱えている人も少なくなく、それらの人は仮にセンスがなかろうと技術がなかろうと何とか現状の収入を維持しようとします。

しかし今日の美容外科業界は売上が思うように上がらない場合が多く、医師の賃上げもなかなかままならない、そこで中にはへそを曲げる医師がいて他のクリニックからのオファーに乗ってサヨナラ~といケースがあるのです。

ですから院長が変わるという事はまた他で同じようにやや高い給与で他のクリニックで院長として働き出したという事を意味します。このようにして様々なクリニックを流れ流れて行き、スポンサーを見つけられれば開業となります。よく美容外科開業医の経歴に大手美容外科院長とありますが、これは院長というよりも出店する為に保健所対策として届け出上の名義を貸していましたよ~という事です。

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