美容外科業界の現状について
美容外科は医療でありながらややもすると「儲かる医療」で「派手な医師」のイメージが先行し、専門外の医師が開業するケースや形成外科とは無縁の経営者(エステ・美容院・IT企業等)がクリニックを名称ごと買収して利益を目論む売上至上の考え方が従来から多々繰り返されてきました。
売上至上的な考え方は間違ってはいませんが、これが極度となった場合、そのクリニックで働く医師は本来の使命を忘れ、患者の気持ちよりも歩合制等の自身の利益に目先が行きます。
また、多店化しているクリニックでは出店数イコール医師名儀数となるために、医師の専門性や経験年度などはあまり重要視されず開業院数を増やしながら広告経費率を下げるという手法が要となっています。
結果として売上を最大に経費を最小にという考え方が極端に優先されてしまい、明らかに手術結果がおかしくて上手くいっていないケースの患者にも前向きに対応しないケースが発生します。
美容外科も医療である以上綺麗になった(患者本人が結果を満足としているか)かどうかの判断は一般医療における治癒がなされたかどうかと同義に考えて患者が最終判断すべきことであり、患者が納得いかない場合は説明責任を負うと同時に再度手術が必要な場合はこれを行う保証責任を負うのは当然だと考えます。
しかし、この点においても多店化クリニックでは手術を担当する医師が判断する責任を負わされていないケースが多く、手術をした医師とは別の医師が対応する等の事がいまだに行われています。
この権限の2重3重構造が患者とのトラブルを増幅してしまうケースが多く従来多くの問題を引き起こしています。













